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コイズミ(KOIZUMI) LED 流し元灯(キッチンライト)取り付け DIY - BB16721PB - 電源ケーブルが少し足りない


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賃貸物件の蛍光灯を使ったキッチンの流し元灯(キッチンライト)の本体自体が壊れてしまい、LED一体型の流し元灯(キッチンライト)に交換しました。

電源ケーブルが短いので少し足りなかったため、ケーブルの延長作業も行いました。

以下の作業は電気工事士資格を必要とするものを含みますので、ご注意ください。

 

 

コイズミ(KOIZUMI) 流し元灯(キッチンライト) BB 16721 PB

コロナ禍でもあり、センサー式のタッチレス製品も考えましたが、いままで使用していたものとできるだけ同じものに交換したく、紐でオンオフするこの製品(BB16721PB)を選びました。

ちなみにコイズミ(KOIZUMI)社は、(この製品は取り扱っていないかもしれませんが)家電量販店でも取り扱われる照明器具を製造する国内メーカーです。

ただし、この製品は中国製でホームセンターでは取り扱っているところが多いように思います。

LED一体型であり、寿命がくると製品自体を取り替える必要があります。

40,000時間点灯するスペック(保証しているわけではありません)で、説明書には一般的に「照明器具は設置して8~10年経つと内部劣化が進行するので交換をすすめる」とあります。

明るさについてはあくまで個人的感想ですが、一般的な蛍光灯式流し元灯(キッチンライト)と遜色ない明るさです。(ちなみに従前は蛍光灯1本のキッチンライトです。)

キッチンで手元を照らすには十分な明るさを確保できる製品だと思いますが、LEDだと過度に期待するとガッカリするのかもしればせん。

あまり多くを望まない人には安くて良い商品だと思います。

 

 

部品等の位置と製品サイズ

この製品(BB16721PB)は、奥行98mm、幅476mm、高さ60mmです。

エンドキャップの付け外し作業のため、左右に別途10cm程度のスペースの余裕が必要です。

天井取り付けにも壁取り付けにも対応しています。

そのため、照明範囲は90度だと思っておいたほうがいいでしょう。

180度の照明範囲がほしい場合はこの製品は適さないことと、天井側もしくは壁側の接地していない裏側から器具が見えてしまうような設置場所の場合不格好に見えます

この工事説明書がネットでは引っかからないようなので、細かい情報を記載します。(もちろん製品には説明書が添付されています。)

アイリスオーヤマの製品などでまれに電源ケーブル用の穴が中央にない(右側や左側にある)場合もあるようですが、これは一般的な中央に穴があるタイプです。

木ねじで固定しますが、取付ピッチは以下の通りです。

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取付ピッチ

この製品は1000Wコンセントが1つありますが、位置は右側です。

スイッチひもも右側になります。

電源用の穴から接続端子の距離は説明書に記載がないですが、はかってみると約6cm程度でした。

 

取り付け済み製品の取り外し

一般的に取り外し作業はDIYでも電気工事士資格が必要な場合が多いです。

製品により作業は異なりますが、一般的な説明をします。

必ず作業前にブレーカーを落としてください。

必要なものは、絶縁テープ(ビニールテープでも可)、マイナスドライバー、(取付ねじを外すための)ドライバ―です。

作業のための光量が足りない場合は、ランタンや懐中電灯なども用意しましょう。

取り外し手順は、取り付け手順を逆に実施します。

一般的に接続端子から電源ケーブルを抜くときにマイナスドライバーが必要になります。ケーブルをニッパーなどで切ってしまって、被覆を剥きなおす場合はマイナスドライバーは不要です。

ケーブルには絶縁テープを巻いておきましょう

取り付けネジをはずすためにブレーカーをあげて電動工具を使用する場合は、必ず作業前に絶縁テープを巻いてください。

やむなくブレーカーをあげて作業する場合は、ビニールテープでなく絶縁テープを使う方が安心でしょう。

取り付けネジが特殊で再利用したい場合は、間違って捨ててしまわないように注意しましょう。

 

 

電源ケーブルが短い場合

DIYによる取り付け作業の説明の前に、電源ケーブルの長さを確認します。

前述の通り、ケーブル穴から接続端子までは約6cmあります。

もし、ケーブルが短い場合は原則天井裏または壁裏から少し力を入れて引っ張り出します

少し力を入れて引っ張る程度では断線したりすることはあまりありません。

ただ、少し力を入れた程度では引っ張り出せない場合や引っ張り出そうとすると配線工事のやり直しが必要になるなどの理由で、今のケーブルに延長接続する必要が出てくることがあるかもしれません。

ケーブルの接続には差込コネクタが便利です。スリーブなどは専用工具が必要になりますが、差込コネクタには専用工具は不要です。

筆者が使用したのは WAGO WGZ-2 です。

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WAGO 差込コネクタ

WAGOがもっとも有名ですが、他メーカーのものでも使い勝手はあまり変わらないでしょうし、特に問題ありません。

ケーブルとともに秋葉原の九州電気という店で購入しましたが、電気部品を扱っている店では取り扱っているところが多いと思いますので、購入したい店で取り扱っているか確認してみてください。

差込コネクタの使い方は簡単です。

まずケーブルの被覆を13mm剝きます

そして、しっかり奥まで差し込むと引っ張てもはずれません。

欠陥でないか確認すべきポイントは2点です。

  • コネクタの根本が被覆されている(心線が剝き出しになっていない)こと
  • 先端の確認窓から心線がはっきり確認できること

延長する場合、必ず同じ色のケーブル同士をつなぎましょう。

差し込みコネクタは、作業ミスがあった場合外すこともできます。

外す時はコネクタを、右に左に、左に右に、と何度もねじりながら引っ張ります。

逆にいうと何度もねじられるような振動が加わると外れてしまうおそれがあります。

念のため、接続後は根元からコネクタまで絶縁テープで巻いて固定しておいたほうがいいでしょう。

 

 

取り付け作業

この製品(BB16721PB)の取り付け作業は簡単ですが、DIYでも電気工事士の資格が必要です。資格がない場合は電気屋さんにお願いしましょう。製品持ち込みでも作業してくれるところが多いですが、確認ください。

まず、必ず作業前にブレーカーを落としてください。

必要なものは、ドライバ―ペンチ、取り付ける面が木材であることを前提に板に下穴をあけるきりドリル、被覆を剝く必要がある場合はワイヤーストリッパー電工ナイフニッパーで代用可)、絶縁テープ(ビニールテープでも可)です。

作業のための光量が足りない場合は、ランタンや懐中電灯なども用意しましょう。

基本的には説明書の通りに作業するだけです。

    1. まず、被覆を剝く必要がある場合は、12mm心線を剝き出します
      心線がすでに剝き出しの場合、心線が曲がっていないか確認し、曲がっている場合はペンチなどで真っ直ぐにします。
    2. 製品を取り出し、カバー類をはずします
      エンドキャップは左右方向に引っ張ると外れます。
      セード(シェード)は手前に引くと外れます。

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      エンドキャップ
    3. 天井側もしくは壁側、どちらか取り付けたい側の電源穴およびネジ穴を、ドライバーで押し込んだりペンチで引っ張たりなどして、開けます
    4. 説明書の通り、電源穴に付属しているブッシングを外から取り付けます

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      ブッシング取り付け後
    5. 取り付け面が木材であることを前提に説明します。
      木材でなく石膏ボードやコンクリートの場合はそれぞれ必要な作業があるので調べてください。
      下穴を開けるため、製品のネジ穴からマーキングします。
      マーキングしたところをドリル(なければきり)で下穴を開けます
      電動工具を使うためにブレーカーをあげる場合は、電源ケーブルを絶縁テープで巻いて作業してください。
      下穴を開けずにいきなりネジを打ち込んでもいいのですが、下穴を開けておいたほうが板が割れにくくなります。
    6. 製品に付属しているネジは長いものと短いものの2種類2本ずつですが、使用するのはどちらか1種類の2本だけです。
      製品は500g程度と軽いのですが、適したネジを使用します。
      電源穴に電源ケーブルを通し、製品をネジで固定します電動工具を使用するためにブレーカーをあげる場合は、電源ケーブルを絶縁テープで巻いて作業してください。
      普通に作業すれば問題ないのですが、電動工具を使って必要以上にネジを押し込みすぎるとエンドキャップを差し込むスペースを殺してしまうので、慣れていない方はぐらつかない程度にとどめてください。
    7. 念のため作業前にブレーカーが落ちていることを再度確認します。
    8. 接続端子を確認すると N(ニュートラル) と表示されています。

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      接続端子

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      接続端子
      この N(ニュートラル) の側に接地(基本的には白い)ケーブルを挿しもう1つのケーブルを反対側に挿します
      しっかり奥まで挿し込みます

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      ケーブルを挿し込んだ
    9. 説明書の通り、セード(シェード)をつけて左右のエンドキャップをつけます
    10. ブレーカーをあげて点灯するかどうかコンセントから電源が取れるかを確認します

作業は簡単ですが、事故のないように手順をしっかり確認し、ケーブルは奥までしっかり挿し込むことを確認しましょう。

 

 


 

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