【Excel】ファンクションキーで絶対参照設定【F2】【F4】
Excelでの作業は、マウスを使わずにキーボードで済ませると作業効率が上がります。
絶対参照を効率的にファンクションキーを使って設定する手順と、他のファンクションキーについて説明します。
F2 : セルの内容を編集
セルに「文章を変える前」と入っています。
後ろの1字を変えて、「文章を変える後」と変えたいとします。
(変な日本語ですみません。)
普通に BackSpace キーを押すと、1文字だけでなくセル内の入力内容すべてが消えてしまいます。
そのため、セル内の文字や数式を変更したい場合は、セルをダブルクリックするか数式バーをクリックしたりします。
この操作をキーボードで行うのが F2 キーです。
F2 を押すと、セル内の後ろにカーソルが当たります。
この状態であれば1文字だけ編集するといったことができます。
F1 : ヘルプ を押し間違える問題
F2 キーは覚えてしまうと便利なのですが、あるあるなのが隣の F1 キーを押してしまうことです。
F1 キーはヘルプを呼び出すので、間違えると結構うっとうしいです。
昔に比べれば、作業中断される時間は短くなりましたが、、、
ヘルプが起動する機能を無効化するフリーソフトがあったり、この記事のように F1 キーをキーボードから引き抜いてしまうことで対応する人もいます。
F4 : 絶対参照
セルを選択していない状態での F4 キーは、直前のコマンドや操作を繰り返す機能です。
セル内の数式で、セルを指定している部分にカーソルを当てて F4 キーを押すと絶対参照と相対参照を切り替えることができます。
F4キーの回数 | 数式 | 説明 |
---|---|---|
初期状態 | =A1 | 行/列ともに相対参照 |
1回 | =$A$1 | 行/列ともに絶対参照 |
2回 | =A$1 | 行が絶対参照、列が相対参照 |
3回 | =$A1 | 行が相対参照、列が絶対参照 |
4回 | =A1 | もとに戻る |
ファンクションキー一覧
F1
ヘルプ呼び出し
F2
アクティブセルの編集
F3
「名前(セル範囲)の貼り付け」
F4
直前のコマンドや操作を繰り返す
F5
「ジャンプ」ダイアローグ表示
F6
シート/リボン/作業ウィンドウ/ズームコントロール間切り替え
F7
「スペルチェック」ダイアローグ
F8
拡張選択モード切替え、複数セルの選択時に利用
F9
全ワークシートの再計算
F10
キーヒントのオン/オフ
F11
選択範囲からグラフ作成
F12
「名前を付けて保存」
Shift+F2
セルのコメントを追加もしくは編集
Shift+F9
アクティブシートの再計算
Alt+F4
Excelを終了
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