低所得の青色申告個人事業主のブログ

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確定申告書作成コーナー 所得税申告書の作成 - 収入・所得の入力(1/5)給与所得


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国税庁の確定申告書作成コーナーによる所得税申告書の作成手順の中でも、給与所得の登録手順の説明です。

退職金を受け取った方も退職金の源泉徴収票も受け取ると思いますが、退職金は給与所得でなく退職所得の区分になりますので、給与所得で登録しないでください。

以下の記事までの作業が完了してからの説明になります。

account-it-dentist.hatenablog.com

 

なお、e-Taxによる提出でも印刷による提出でも今回の説明は共通手順になります。

 

 

 

給与所得がある場合は忘れずに登録しましょう

実は給与所得の登録に難しいところはありません。

そのため、この記事では登録画面の紹介特定支出控除の説明だけになります。

それにも関わらず給与所得を取り上げたのは、給与所得がある場合に忘れずに登録してほしいからです。

事業所得の源泉徴収税の登録については、こちらで記事にしています。

account-it-dentist.hatenablog.com

事業所得の源泉税は登録を忘れると二重に所得税を取られると説明しましたが、給与所得の登録を忘れた場合に所得税が増えるかどうかはケースバイケースです。

所得税の累進性から、申告しないほうが税額が安くなることが多いのかもしれません。

あまりメリットを感じないでしょうが、追徴されるリスクもあるのでちゃんと登録しましょう。

ます、手元に種別が「給与・所得」となっている源泉徴収票を用意しましょう。

 

給与所得の入力

以下の画面から、「給与所得」の「入力する」をクリックします。

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収入金額・所得金額の入力画面

源泉徴収票1枚につき1つずつ入力していきますが、年末調整済みかどうかで画面が異なります。

年末調整済みであってもなくても、源泉徴収票のフォーマット自体は同じです

違いは、この画面にもありますがこちらで確認ください。

【確定申告書等作成コーナー】-年末調整済みと年末調整済みでない源泉徴収票の見分け方

 

年末調整済みの源泉徴収票の入力

年末調整済みの源泉徴収票を入力する場合は上の方の「入力する」をクリックします。

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給与所得の入力画面

下の画面が入力画面です。

項目を選択するとさらに入力項目が表示される箇所もあります。

ご覧の通り、入力箇所と源泉徴収票の対応関係を明示してくれているので、確認しながら入力します。

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年末調整済みの源泉徴収票の入力画面

すべて入力したら、「入力内容の確認」をクリックするともとの画面に戻ります。

 

年末調整済みでない源泉徴収票の入力

年末調整済みでない源泉徴収票を入力する場合は下の方の「入力する」をクリックします。

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給与所得の入力画面

こちらも入力箇所と源泉徴収票の対応関係を明示してくれているので、確認しながら入力します。

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年末調整済みでない源泉徴収票の入力画面

源泉徴収票が複数枚あるときは続けて入力します。

すべて入力したら、「入力内容の確認」をクリックするともとの画面に戻ります。

 

入力ごとすなわち源泉徴収票1枚ごとに入力内容が追加されて表示されます。

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給与所得の入力画面

 

特定支出控除の入力

特定支出控除って何という方もいると思いますので、簡単に説明します。

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給与所得の入力画面
給与所得控除

まず、会社員は会社に経費を負担してもらえないこともあるでしょうが、かつて会社員本人が確定申告で具体的に支出した経費を計上することはできませんでした。

よく、個人事業主は経費が認められているのに会社員は経費が認められないので損していると語る人がいますが、少し誤解があります。

おそらく税務署の業務軽減が目的だと思うのですが、会社員には個別の経費を認めない代わりに一律でみなし経費を認める考え方をとっています。

このみなし経費が給与所得控除です。

給与所得控除の説明は省略しますが、控除額は給与収入が高いほど高くなります

このため、給与所得の場合は経費支出の実額が給与所得控除より少ない場合有利な税額になります。

一律みなし経費にする問題点

給与所得控除では、収入が変わらない前提で経費を少なくするほど税額が有利になるため、英会話教室に通ったり資格取得の学習をしたり人脈を広げるための異業種交流会に参加するなど、積極的に自己投資する人には不利な制度となっています。

このような給与所得控除で不利になる方に経費控除を認めるための制度が特定支出控除です。

特定支出控除のハードル

もし給与所得者全員が特定支出控除を申告すると税務署の業務も著しく増えてしまうので、一定のハードルがあります。

特定支出の種類ごとに明細を作成証明となる領収書などとともに添付すること、給与支払者の証明書を添付することが必要です。

特定支出控除は単純に経費全額が計上できるわけではないので、事業所得がある場合は原則事業経費で計上することがおすすめなので、画面入力の説明も省略します。

特定支出控除の詳細についてはこちらでご確認ください。

給与所得者の特定支出控除について

 

給与所得の登録

すべての源泉徴収票および特定支出控除を登録したら、「次へ進む」をクリックします。

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給与所得の入力画面

確認画面が表示され、OKしてください。

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確認画面

 

人によって、配偶者控除や扶養親族の入力画面が表示されますので、必要に応じて入力してください。

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配偶者控除

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扶養親族

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16歳未満の扶養親族

 

元の画面に戻り、給与所得の所得金額が反映されます。

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収入金額・所得金額の入力画面

 


 

作業途中での保存手順および保存データの読み込み手順はこちらの記事でご確認ください。

account-it-dentist.hatenablog.com

 

次回は配当所得の登録手順について説明します。

 

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