高雄(Kaohsiung)の有名な観光スポットである龍虎塔は台湾新幹線(HSR)の終着(Terminal)である左營(Zuoying)駅が最寄り駅になります。
龍虎塔を含む観光スポットは蓮池潭という広大な池の周辺に多くありますが、駅から歩くには少し遠く、レンタル自転車のYouBikeがおすすめなのですが、ちょっとしたトラブルがあったので、注意点のご紹介です。
蓮池潭風景区の観光
台湾第2の都市である高雄(Kaohsiung)には、世界で2番目に美しい駅と評価された美麗島駅やフェリーで訪れる旗津半島、愛河クルーズなどの見どころもありますし、台北より安くていいホテルが多くあるので、1泊はして観光するのがおすすめです。
ただ台北に日帰りしたい場合、蓮池潭風景区は台湾新幹線(HSR)の左營(Zuoying)駅からほど近いのでおすすめです。
雨でなければですが、レンタサイクルであるYouBikeが便利でした。
台湾では土砂降りの雨になることも珍しくないので、雨の場合のプランも用意したほうがいいとは思います。
下図は、GoogleMapsより蓮池潭周辺の観光スポットです。
観光スポットの説明はいろいろなサイトがあるので、そちらをご覧ください。
各スポットの定休日なども注意していただきたいのですが、2023年3月時点での他の注意点です。
龍虎塔は、龍と虎の中には入れますが塔には上がれません。
孔子廟は無料ですが、入り口で記帳が必要です。
池のなかにあるスポットは風を遮るものがないので、風で帽子やスカーフを飛ばされないように注意しましょう。
新光三越近くでYouBikeを借りて、地図上のすべてではないのですが一通り観光しても同じ場所に戻ってくるのに2時間くらいでした。
じっくり観光する人でも、食事時間を除けば3時間くらいみれば十分かと思います。
短期滞在観光客のYouBile利用
古い情報だと高雄ではCBikeというレンタサイクルがあると記載されているものがありますが、CBikeは廃止されていてYouBike2.0になっています。
YouBike2.0は高雄だけでなく、台北など多くの都市で導入されています。
私も、台北の淡水でフィッシャーマンズワーフへ行くのにも利用しました。
YouBikeは現地在住の人でないと利用できないと言われることもありますが、それは悠遊卡(EasyCard)を支払い手段にすることが一般的で、そのためには台湾の電話番号が必要になるからです。
そのため、電話番号つきのSIMを購入している場合は利用に問題ないかと思います。
しかし台湾の電話番号がなくても、一時利用という形でクレジットカードを支払い手段にする条件で最長5日間利用できるという制度があります。
YouBike2.0の利用には、まずスマホにアプリをインストールします。
なお、YouBike1.0というアプリもありますが、古いものになるので高雄などでの利用のためにはYouBike2.0の方をインストールしましょう。
アプリを起動直後、ページをめくって Explore YouBike 2.0 をタップするとアプリを使用できる状態になります。
一時利用での登録方法やYouBikeの利用方法などはこちらのサイトで、説明されています。
クレジットカードの登録はこのサイトの説明通りです。唯一スクリーンショットが古いのは、「SMS Code」を表示されている部分が現在は「Email Code」となっているページがあるくらいです。
次に、YouBikeでのちょっとしたトラブルを報告します。
YouBikeでのトラブル:クレジットカードが拒否される
すでにご紹介したページに不足情報は何もないのですが、私はその過程でクレジットカードの登録が拒否されるというトラブルがありました。
レアケースだとは思うのですが、どうもクレジットカードの検知AIが不正利用と判断したことが、原因のようです。
対策としては、クレジットカードの登録作業を日本にいるうちに行うということです。
不正利用と判定されても国内にいれば、カード会社に連絡し不正利用でないことを伝えて承認依頼することができます。
ただ、5日間という期限のため日本国内で作業することが不可能な場合も多いでしょう。
その場合は、できるだけ多くのJCBを含む国際ブランドのクレジットカードを持参するという対策になると思います。
私の場合は持参したクレジットカードは5枚でしたが、3枚が拒否され4枚目で承認されたので、かなり焦りました。
クレジットカード自体の持参が怖いという方は、必要なクレジットカード情報だけでも持っていくようにしましょう。
YouBikeでのトラブル:ロックが解除できない
最初に結論として題名は正しくないという言い訳をして、ちょっとしたトラブルをお知らせします。
YouBikeには盗難防止のロックをかけるシステムがあります。
施錠および解錠の仕方はこのサイトに説明されています。
レンタル手順は問題なく引き出しまで成功し、ロック手順をおぼえるため一度ロックして、さらに解除してみようとしました。
しかし、何度やってもバーを引き抜けないのです。
実態は、ロック自体がかかっていませんでした。
体重をかけて押し込むとロックがかかり、ロック解除後思い切り引き抜くとバーが引き抜けました。
つまりめちゃくちゃ固いのです。
怖くなったため、その後このロックシステムは利用せず、日本から持参したワイヤーロックを使用しました。
たまたまロックが固い自転車にあたっただけかもしれませんので、このようなケースがあったということだけ知っておいてください。
一番の原因は思い込みなので、自転車側の液晶画面で施錠および解錠を確認することが対策になります。
そして、力を入れて作業すること、場合によっては力いっぱい作業することが必要です。
いずれもロック時だけでなく、借り出しや返却のときも注意しましょう。