小江戸と呼ばれ、古い蔵が残る風情ある街並みが残る川越ですが、史上最長ゴールデンウイークはすごい人込みでした。
そのときに、たまたま見つけた観光スポットの穴場をご紹介します。
川越唯一の武家屋敷
古い蔵が多く残る川越ですが、武家屋敷は意外にもここだけしか残っていないとのこと。
関東でもほとんど武家屋敷は残っていないそうです。
川越藩中級武士の家で、持ち主だった武士は代わっています。
ちなみに永島家は最後の持ち主で、武家ではありません。
武家屋敷ときいて大きな家を想像したかもしれませんが、標準的な一軒家程度の広さです。
無料でガイドしてもらえる
ボランティアガイドの方が無料で説明してくださいます。
- 外からは分からないのですが、実は茅葺屋根であること
- かつては医者が所有しており、庭には薬草が育てられていたこと
など、建物の中には入れませんが、建物をぐるっと一周しながら外から解説をしてくださいます。
予約は不要です。
公開日
ゴールデンウイーク中の日曜日に行ったのですが、本来は土曜日にしか公開していません。
ご注意ください。
場所
住所は
川越市三久保町5-3
観光地図では、東京電力や中央公民館あたりの近くで探してください。
私は本丸御殿から熊野神社へと歩く途中で偶然見つけました。
保存状態
保存状態はあまりよくありません。
かなりひずんでいて、戸を開けるのも一苦労だそうで、朽ち果てる寸前との表現でも大げさではないと思います。
家の中に入れないのも、危険だからでしょう。
ちなみに土間は中に入って説明を受けられます。
現在川越市に寄付されているものの、建物を今後どうしていくかは未定だそうです。
まとめ
どんな人にもおすすめとはいかないのですが、無料にもかかわらず丁寧な解説をきいて見学できるのは有意義な時間でした。
ただ、老朽化は激しく維持していくには相当なコストがかかるものと思われます。
私見ですが、手を入れずしばらくして取り壊される可能性が高いと思います。
まだ公開されている今がチャンス?かもしれません。
土曜日の観光で、近くを通り、解説を聞いて見学することが好きな方は立ち寄ってみてください。